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ひだまりの詩
誰か俺を分かってくれと
悲痛な叫びは死にたいに変わり
誰も俺を分かりはしないと
矛盾を咥えて挫傷する夜衝
あの子は今も可愛いかな
頭の写真は擦り切れそうで
誰にも取られたくはないよ
始めから俺のものじゃないよ
朝から晩まで寝坊する始末
真昼だ。迎えに来てよ
頭のネジが緩んでいく
あの子に犯された右脳も
少しもマシにはならなくて
200年後の被害妄想ばっかり
ばっかりでバカみたいね
やっぱり、そうね変わらないね
音の渦に飲み込まれて
頭のどこかが擦り切れそうで
誰にも取られたくはなかった
始めから俺のものじゃなかった
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